日本のメーカーでは、幅が狭い革靴、ワイズを選べるメーカーは少ないです。
私も革靴を履き始めた当初は革靴が歩きにくいものなのだと思っており、中敷を入れて内部のスペースを狭くすることで履いていましたが、羽は閉じ切ってしまっていました。
しかし、メーカーやオーダーメイドなどを駆使すれば自分の足にあった革靴を選ぶことができるかと思います。
今回の記事では幅の狭いメーカー、ワイズを選ぶことができるメーカーをご紹介したいと思います。
紳士靴ブランド
価格帯15万~
エドワードグリーン
イギリスの高級革靴メーカーで、価格帯は15万円~というイメージです。
代表的なモデルは外羽のDOVER、内羽のCHELSEAなどです。
基本的にはEウィズですが、一部モデル(CHELSEAなど)ではDウィズも一般展開されており、伊勢丹などで購入できます。
また、本家サイトからメールオーダーをすれば、費用の上乗せはありますが、他のモデルでもワイズを選べるようです。
中古ですが、私もDウィズの靴を所有しています。
ジョンロブ
イギリスの高級革靴メーカーです。
代表的なモデルはモンクストラップのWILLIAM、内羽のPHILIP、CITY Ⅱなどです。
基本的にはEウィズですが、一部モデル(CITY Ⅱなど)はDウィズの展開があります。
また、他のモデルでもバイリクエストによって、ワイズを選択できます。
通常は20%費用の上乗せが必要ですが、セールをしている場合は無料になります。
2022年のセールは3月9日よりジョンロブの各店舗で実施されるようです。
楽天などでは並行輸入品と思われるDウィズの商品が販売されています。
価格帯10万~
JMウェストン
フランスの高級革靴メーカーです。
代表的なモデルは外羽のゴルフやローファーの#180などです。
モデルによっては店舗でもA〜ウェストを選ぶことができます。かかとが大きめで、ぼてっとしたラストが多いため、あまり私はラスト(木型)が合いませんでした。
レディースラインにも力を入れていますので、女性の方も紳士靴のようなデザインの革靴が欲しい方にはおすすめです。夫婦で揃えられている方もいらっしゃるようです。
価格帯5万~
RENDO
浅草にある日本のメーカーです。
845という木型が細身のラストになっています。
私も試着させていただきましたが、細身のラストであっても私には若干大きかったです。
宮城興業
日本のメーカーです。
パターンオーダー(「謹製誂靴」というプロジェクト)を手頃な価格帯(店舗によるようですが、3万~4万程度のようです。)で購入でき、ワイズもD~Fまで選択できます。
アレンエドモンズ(Allen Edmonds)
アメリカのメーカーです。
ワイズはAAAA~EEEEEまで展開されています。
日本ではワイズ展開が少ないですが、中古品・個人輸入であれば狭いワイズも購入できます。
ビスポーク
既製靴よりは高価となりますが、よりフィット感を求める場合にはフルオーダーメイドするのも選択肢の一つです。
フルオーダーであれば、金額としては20万以上する傾向にあります。
まとめ
いかがでしたでしょうか。
既存靴であっても様々なワイズを展開している場合もありますので、店頭販売されている靴が合わない場合は様々なメーカーを試してみてはいかがでしょうか。